コラム

【洗髪しているのに頭皮が臭い!】原因と正しい対策を徹底調査

頭皮のにおい発生の原因とは?

毎日シャンプーをし、ヘアケアもきちんと行っているのに「頭皮が臭い」という人は、意外に多く見られます。また、自分で思っているよりも頭皮の臭いが強く、家族などの指摘されたという人もいらっしゃるでしょう。頭皮が臭い場合、周りからは「髪の毛を洗ってないのかな?」「この人、不潔なんだな」というイメージを持たれてしまいます。

 

頭皮の臭いは男性だけでなく、女性にもあらわれる症状なので、その悩みは深刻です。ただ、頭皮が臭い原因は、シャンプーをしていないことだけが原因ではありません。清潔にしていても、頭皮の臭いは発生してしまいます。不潔にしているならともかく、清潔を保っているのに頭皮が臭い人のショックは計りしれませんが、臭いの原因を把握し、正しい対策を行うことで改善することは可能です。

 

また、私たちは自分の臭いには意外と鈍感であるため、自分の頭皮が臭いことに気付いていない人も少なくありません。まずは、自分の頭皮は臭くないのか、セルフチェックを行って確認してみましょう。

枕の臭いを嗅いでみる

枕は睡眠中にずっと頭を置いているため、嫌でも臭いが染み付いてしまいます。自分の枕をにおってみて「臭い!」と感じたら、自分の頭皮が臭い可能性は十分にあります。自分の枕が臭いのは、自分の頭皮が臭いからです。

 

ただ、枕カバーを何日も変えていない場合には、睡眠中の汗や皮脂汚れの臭いがただ蓄積されているだけの場合があるため、枕の臭いを嗅いで自分の頭皮の臭いを確認するには、枕カバーを洗って取り変えたタイミングで確認しましょう。

頭皮を指で擦ってみる

髪の毛が乾いている状態のときに頭皮を指で擦り、その指をにおってみましょう。指が臭う場合には、自分の頭皮が臭い証拠になります。その場合、入浴後などは清潔な状態なので臭いは感じにくいため、日中活動したあとの夕方に行うのが一番分かりやすいのでおすすめです。

ドライヤ-を頭の後ろから当ててみる

髪の毛が乾いている状態のときに、ドライヤーを頭の後ろから当ててみましょう。後ろからドライヤ-の風を当てることによって、嫌でも自分のにおいが鼻に届きます。ドライヤーの風に乗って、脂っぽい臭いにおいを感じた場合は自分の頭皮が臭い可能性が高いと思われます。この場合、入浴後の清潔な状態のときに行っても意味はありません。日中活動したあとの夕方に行うのが一番分かりやすいでしょう。

 

上記の3つのセルフチェックで、自分の頭皮が臭いことを確認した場合には、頭皮が臭い原因を探り、すぐに正しい対策を取り入れて改善していきましょう。頭皮が臭い場合、とりあえずヘアコロンや香水などで臭いをごまかそうと される人も見られますが、臭いが混ざってしまい、さらに悪臭となることも考えられます。頭皮の臭いは、原因を把握して、その原因の根本から見直していくことが大切です

頭皮が臭い原因① 皮脂の過剰分泌

頭皮の臭いで一番に挙げられるのは、頭皮の脂です。頭皮は、顔のTゾーンの2倍もの皮脂腺が存在しています。何らかの原因で皮脂が過剰分泌されると時間の経過とともに皮脂が酸化し、それが頭皮の臭い原因になってしまいます。酸化した皮脂には、それをエサとする皮膚常在菌が集まり「ノネナール」という臭気成分が発生します。

 

このノネナールこそが、私たちの皮脂が酸素に触れることで酸化し、悪臭を放ってしまう正体なのです。皮脂が酸化するまでの時間には個人差があるといわれていますが、だいたい6時間ほどだとさています。つまり、日中に活動したあとの夕方になると、頭皮が臭くなってくるというわけです。

頭皮が臭い原因② ホルモンバランスの乱れ

ストレスや不規則な生活習慣などが原因でホルモンバランスが乱れると、体にさまざまな不調があらわれます。女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」がうまくバランスを保っていますが、このバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌が盛んになり、頭皮の皮脂が過剰に分泌されるようになります。さらに、新陳代謝が低下して老廃物がうまく排出されなくなると、頭皮環境が悪化してしまい臭いにおいを発生させてしまいます。

頭皮が臭い原因③ 栄養が偏った食生活

近年は食の欧米化が進み、肉中心の食生活を送っている人が増えています。野菜を摂らずに、肉などの動物性たんぱく質を多く摂っていると、体臭や汗が臭くなってしまいます。高コレステロールの食事であったとしても、野菜とのバランスがとれていれば問題はありませんが、外食やコンビニなどの食事をする機会が多い場合には、どうしても栄養バランスが偏ってしまいます。

 

加工食品・糖分・脂質を過剰に摂取すると、頭皮の臭いの原因になるだけでなく、体にさまざまな悪影響を及ぼします。食生活の乱れは、新陳代謝の低下や血行不良を引き起こし、老廃物が体内に溜まるため、頭皮の皮脂の過剰分泌や毛穴詰まりの原因にもなりかねません。新陳代謝の低下や頭皮環境の悪化は、頭皮が臭くなる大きな原因だといえます

頭皮が臭い原因④ 間違ったシャンプー方法

頭皮は顔のTゾーンの2倍もの皮脂腺があるため、清潔に保たれていない場合は皮脂が酸化して雑菌が繁殖し、頭皮の臭いにおいのもとになってしまいます。お風呂に入らずに洗髪をしないなどはもってのほかです。不衛生な頭皮環境は、臭くなって当たり前です。ただ、間違ったシャンプーを行っているために頭皮環境を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

 

頭皮が臭いのが気になるからといって過剰にシャンプーを行うと、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥などのトラブルを引き起こしてしまいます。すると、頭皮を守ろうとして皮脂がどんどん分泌され、悪循環へ陥ってしまいます。シャンプーは、1日1回が基本です。頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーを選び、頭皮をマッサージするように指の腹で洗い、すすぎ残しがないようにシャンプーをしっかり洗い流すことで、毛穴詰まりを防げ、頭皮に必要な潤いを残すことができます。

頭皮が臭い原因⑤ 間違ったヘアドライ

「ドライヤーの熱は髪の毛にダメージを与える」「乾かすのが面倒」などの理由から、シャンプーのあと自然乾燥をしている人も多く見られますが、タオルドライだけで済ませてしまうのはNG行動です。タオルドライだけでは、水分を完全に取り除くことができないため、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮が臭い原因をつくってしまいます。

 

また、蒸れた頭皮は乾燥しやすくなるため、皮脂が過剰に分泌されるようになります。雑菌が繁殖して皮脂が過剰分泌されると、当然ながら臭気成分「ノネナール」が生成され、頭皮が臭くなってしまいます。

頭皮が臭い原因⑥ 頭皮のカビ

洗濯物が生乾きだと臭くなりますが、その原因は雑菌が繁殖しているからです。私たちの体には常在菌という細菌が存在していますが、頭皮の常在菌は汗をかくとそれを餌にして増殖します。汗をかいたまま放置していたり、シャンプーせずに寝てしまうなどの行動は、雑菌の繁殖を招き、頭皮の臭い原因となってしまいます。

 

髪の毛が濡れたまま寝ると、雑菌が増えて頭皮が臭くなるばかりでなく、キューティクルが剥がれて髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。特に髪の毛が短い男性は、自然乾燥をしているという人が多く見られますが、頭皮の臭い原因の一つなので、面倒でも必ずドライヤーで乾かし、頭皮にカビを繁殖させないようにしましょう。

頭皮が臭い原因⑦ 加齢に伴う体質の変化

男性も女性も、年齢を重ねるごとに体は少しずつ変化します。いわゆる「加齢臭」とよばれるものですが、若いときには体内にある抗酸化物質が酸化を防いでくれますが、年齢を重ねるとその働きが弱くなるため、皮脂が酸化することで頭皮が臭くなってしまいます。また、基礎代謝の低下も老廃物が排出されない原因となり、頭皮の臭い原因の一つに挙げられます。加齢臭というと男性だけのものと思われがちですが、実は女性にも発生することが分かっています。

 

女性の場合、30代をピークに女性ホルモンが急激に減少することで、臭気成分「ノネナール」の抑制ができなくなってしまい、臭いが気になるようになってきます。頭皮には毛穴が多く、皮脂腺は顔のTゾーンの2倍もあるため、加齢臭が出やすい場所です。耳の後ろも加齢臭が発生しやすいともいわれています。

頭皮が臭い原因⑧ 脂漏性皮膚炎

頭皮が臭いだけでなく、かゆみや炎症が見られる場合には「脂漏性皮膚炎」である可能性が考えられます。脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌が原因で起こる皮膚疾患で、皮脂腺が多い頭皮・Tゾーン・背中などに見られるのが特徴です。放っておくと慢性化してしまうので、かゆみを伴う場合には、一度皮膚科を受診しましょう。

頭皮が臭い原因⑨ 魚臭症

魚臭症とは、体内に「トリメチルアミン」という物質が蓄積されることで引き起こります。トリメチルアミンは通常ならば肝臓で分解され体外へ排出されますが、何らかの原因で分解されずに蓄積されてしまうと、体臭や口臭などが生臭い魚のようなにおいになってしまいます。珍しい病気ではありますが、分解酵素が減少している場合や遺伝、肝機能障害などが原因で起こります。魚を食べたわけでもないのに、頭皮が生臭い場合には、魚臭症である疑いもあるので、早めに診察を受けることをおすすめします。

頭皮が臭い原因⑩ 糖尿病

糖尿病と頭皮のにおいは一見何の関わりもなさそうですが、糖尿病になると体内に「ケトン」という物質が増え、皮脂腺から放出されます。ケトンには「アセトン」という物質が含まれており、このアセトンが独特なにおいをもっているため、悪臭を漂わせます。ケトンが汗や皮脂と混ざり合うと、甘酸っぱいような臭いにおいが発生するのが特徴です。頭皮が甘酸っぱいような臭さである人は、糖尿病が原因であることが考えられます

 

頭皮の臭いにおいの正しい対策方法とは?

頭皮が臭い原因は、実にさまざまなであることが分かりました。ただ、自分のにおいは自分ではなかなか気付かない場合があるため、心配な人はセルフチェックを行い、においを確認してみましょう。電車やエレベーターなど、人と密着する場所は日常生活でも意外に多く、知らず知らずのうち周りに不愉快な思いをさせてしまっている場合もあります。会社内などで「不潔」「臭い」というイメージを持たれる前に、正しいにおい対策を行い、頭皮の臭いにおいを改善していきましょう。

シャンプーは夜に、1日1回が基本!

頭皮が臭い場合、においが気になってしまい朝・夜と1日2回シャンプーをするという人もいらっしゃるでしょう。ただ、過剰なシャンプーは逆効果になります。必要以上に行うシャンプーは必要な皮脂まで洗い流してしまうため、頭皮の乾燥の原因になってしまいます。頭皮が乾燥すると皮脂が過剰分泌してしまうため、においをさらに悪化させてしまいます。

 

また、シャンプーのタイミングは「1日の汚れは、その日のうちに落とす」ことが大切です。頭皮や髪の毛は皮脂や埃で想像以上に汚れています。ワックスやスプレーなどの整髪料などをつけている場合は余計です。シャンプーは、夜寝る前に、1日1回を基本に行いましょう。

正しいシャンプー方法で洗髪する!

頭皮が臭いことが気になっていると、ついつい力いっぱいゴシゴシと洗ってしまっている人も多いのではないでしょうか。そうすることで、さっぱりとキレイになったと爽快感は確かに得られるかもしれませんが、これは間違ったシャンプー方法です。爪を立てていたりするならば尚更です。シャンプーは毎日行うことなので、間違った方法で続けていると頭皮環境が悪化し、臭いをさらに強くさせてしまう可能性もあります

 

まず、シャンプーの前には、汚れや埃を浮かすためにブラッシングを行いましょう。ブラッシングをすると頭皮の血行も良くなるので、面倒でも必ず習慣にしてください。また、いきなりシャンプーをするのではなく、ゆるめのお湯で予洗いをすることで、汚れの70%を落とすことができます。シャンプーは泡立ててから頭皮に乗せ、やさしく丁寧に行うことを心掛けて行いましょう。

 

シャンプーの前にブラッシングをする

38℃ほどのお湯で予洗いをする

シャンプーを泡立てて頭皮に乗せる

指の腹で頭皮をマッサージするようにやさしく洗う

すすぎ残しがないように、シャンプーの倍の時間をかけて流す

トリートメントは頭皮にはつけず、毛先につけて洗い流す

シャンプーは刺激が少ないものを選ぶ!

ドラッグストアなどで安価で販売されているシャンプーのほとんどは、洗浄力が強く、頭皮や髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。また、必要な皮脂も洗い流してしまうため、頭皮が乾燥してしまい、皮脂が過剰に分泌されるようになり、頭皮のにおいがさらに臭くなってしまう可能性もあります。

 

頭皮が臭い場合には、まず頭皮を清潔に保ち、頭皮環境を整えることが大切です。シャンプーは、アミノ酸系シャンプーの刺激が少ないものや、頭皮のにおいをケアしてくれる薬用シャンプーなどを選びましょう。

正しく乾かす!

特に短髪の男性などは、ドライヤーで乾かさずに自然乾燥させているという人が多く見られますが、頭皮が生乾きの状態は、洗濯物の生乾きと同様で雑菌が繁殖する原因となり、臭いにおいのもとになってしまいます。そのまま寝てしまうのはもっての外です。ただ、ドライヤーは頭皮に当て過ぎてもよくありません。

 

シャンプーのあとは、髪の毛を叩くようにタオルドライをし、20cmほど離したところから毛先ではなく、根元を中心に風を当てましょう。ドライヤーで乾かさずに自然乾燥をしていた人にとっては面倒だと思いますが、臭いを発生させないためには頭皮が生乾きでなくなるまで、しっかりと乾かすことを心掛けましょう。

栄養のバランスの良い食事を摂る!

頭皮の臭いにおいの大きな原因の一つは皮脂の過剰分泌です。肉中心の食事や、高カロリーの食事を続けていると、頭皮の皮脂バランスが崩れてしまい、皮脂の過剰分泌の原因になります。揚げ物・ジャンクフード・ファストフード・インスタント食品などの脂っこい食事はできるだけ控え、野菜を多めにバランスの良い和食を摂るように心掛けましょう。

 

過剰に分泌された皮脂は酸化すると悪臭を放ちます。脂肪になりやすい動物性たんぱく質を過剰摂取しないことも大切ですが、抗酸化作用の高いビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールを多く含む食品を積極的に摂り入れましょう。

生活習慣を見直す!

ストレス・睡眠不足・飲酒・喫煙などは血行不良を引き起こし、頭皮環境を悪化させる原因です。ストレス社会に生きる現代人にとって、ストレスなしで生活をすることは困難ですが、運動や趣味など、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけ、溜めこまないように注意しましょう。体の巡りが悪く、老廃物が排出されなけらば頭皮の臭いにおいのもとになってしまいます。頭皮だけでなく、体臭や口臭も強くなりがちです。気になるにおいのもとを取り除くためには、乱れた生活習慣を見直すことも大切です。

ヘアオイルでスペシャルケア!

正しくシャンプーを行い、丁寧にドライヤーで乾かすだけでは何となく物足りないと感じている人におすすめなのが、ヘアオイルです。ヘアオイルは髪の毛を保護するだけでなく、リラックス効果があります。髪の毛のにおいは体臭の中でも、もっとも周りが敏感に感じてしまうにおいでもあります。ヘアオイルで頭皮が臭いのをごまかすわけではなく、ストレスや頭皮のにおいに関して深く悩んでいる場合は、リラックスする意味で一度試してみるのも良いのではないでしょうか。

ローズオイル

ローズオイルの香りは数千本のバラから少しずつ抽出された貴重なオイルで、女性に人気の定番です。香りが強くないので、すれ違うとほのかに香ります。

椿オイル

椿オイルに含まれる「オレイン酸」は人間の油分に近いので、髪の毛の潤いを保つためにもっとも適しているといわれています。無香料に近い香りなので、くせがないのが特徴です。

ゆず果皮オイル

気持ちを落ち着かせる効果が高く、ゆず湯などで使用した人も多いのではないでしょうか。ゆずのほのかな香りがリラックスさせてくれるので人気の高いオイルです。

寝具を清潔にする!

正しくシャンプーをしたあと、しっかりと根元からドライヤーで乾かしてきちんとケアができたとしても、枕や寝具が不衛生な場合には雑菌が繁殖している可能性が高いので、雑菌が頭皮にも移ってしまいます。雑菌が繁殖している枕に何時間も頭皮を置いていると考えるとゾッとしますよね。寝具は清潔に保ち、特に枕はカバーをこまめに取り替えるようにしましょう。また、寝具だけでなく、帽子やタオルなどの頭皮に直接触れるものに関しても常に清潔を保つように気を付けましょう。