育毛 医薬品

【発毛剤と育毛剤の違いとは?】医薬品の定義・副作用まとめ

医薬品である「発毛剤」に認められている効果効能とは?

近年では、抜け毛・薄毛に悩んでる人は国内に4,200万人ともいわれています。抜け毛・薄毛というと男性の悩みだと思われていましたが、年々女性の悩みとして増加傾向にあるため、女性専用の育毛剤や育毛サロンなども増えてきています。

 

「最近、髪が細くなってきた」「髪のボリュームがなくなってきた」「抜け毛が増えてきた」など、抜け毛・薄毛の兆候が見えた場合、多くの方が育毛剤や発毛剤といったアイテムを検討されるでしょう。そこで気になるのが「育毛剤と発毛剤の違い」「医薬品と医薬部外品の違い」です。

 

何となく「育毛剤も発毛剤も、髪の毛を生やすためのもの」とイメージされている方も多いようですが、その目的・定義は、薬機法(旧薬事法)で区別して定められています。ここでは、発毛剤について見てみましょう。発毛剤とは、髪の毛が抜けてしまったあと、髪の毛が生えなくなった毛穴から、再び発毛させることが目的です。育毛剤は頭皮環境を整えて、今ある髪の毛の成長を促して抜け毛を防ぐことが目的なので、その違いは明確だといえるでしょう。

 

大正製薬から販売されている「リアップ」は日本で唯一医薬品に分類されている男性用発毛剤(第1類医薬品)で「壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果・効能が認められています。臨床試験では、約1年使用した場合に約70%の男性に改善効果が確認されたとの結果が出ています。

 

医薬品として認められている発毛剤リアップには「ミノキシジル」が配合されています。ミノキシジルはもともと高血圧患者の治療に使用されていましたが、副作用として発毛が見られたため、研究が重ねられ、アメリカで発毛剤として販売されたのが始まりです。

 

医薬品・医薬部外品の副作用について

抜け毛・薄毛に悩んでいる場合、育毛剤・発毛剤を検討をしていたり、実際に使用しているという方も多いと思います。一昔前までは「中年男性が使用するもの」というイメージだった育毛剤・発毛剤ですが、近年では進化してさまざまな種類が販売されています。ドラッグストアや通販などで手軽に購入手できるのも嬉しいところですが、育毛剤・発毛剤は医薬品と医薬部外品に分類されているため、どちらを選んだらいいのか迷ってしまうという人も多いでしょう。

 

まず、医薬品とは病気の治療や予防を目的とし、有効成分の効果効能が厚生労働省に認められているものを指します。医薬品には、医師にしか処方できない医療用医薬品と、薬局などで販売できる一般用医薬品に分けられます。

 

さらに、一般用医薬品は、薬剤師によって販売される第一類医薬品、薬剤師および登録販売者によって販売される第二類医薬品第三類医薬品に分けられます。医薬部外品は、厚生労働省が許可した有効成分が配合されているもので、予防のみの目的で治療効果は認められていません。

 

ここで、気になるのが医薬品・医薬部外品の副作用です。医薬品は高い効果が認められている反面、副作用のリスクがあること、医薬部外品は医薬品と比較すると効果は低いとされますが、ほとんど副作用がないというメリットがあることを把握しておきましょう。

 

抜けてしまった髪の毛のあと、毛穴から再度新しい髪の毛を生やすのが目的である発毛剤は医薬品に、頭皮環境を整えて抜け毛の予防や今ある髪の毛の成長を促進するのが目的の育毛剤は医薬部外品に分類されることが多いようです。育毛剤の場合は、有効成分が少ないと医薬部外品にも認定されないことがあるので、必ずチェックをしましょう。

 

医薬品の場合、頭皮の発疹・かゆみ・むくみ・頭痛・めまいなどの副作用があらわれることもあります。副作用のリスクの高さは「医療用医薬品>第一類医薬品>第二類医薬品>第三類医薬品」となります。副作用のリスクを受け入れて高い効果を求めるのか、副作用のリスクを回避するために効果が穏やかな医薬部外品を選ぶかは、自分の症状や体質に合わせ、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

 

医薬品を購入する方法は?

抜け毛・薄毛の改善効果を早く出したい場合、医薬品である発毛剤を選ぶ方が多いと思いますが、医薬品はどこで購入すれば良いのでしょうか?近年では、ネットでも購入することができ便利になりましたが、全ての医薬品がネットで購入できるわけではありません。

 

医薬品には種類があり、ネットで販売可能なものと販売不可のものがあります。薬局やドラッグストアなどで販売されている一般医薬品は、ネットでも購入することができますが、医療用医薬品は、医師から処方されなければ手に入れることはできません

 

医薬品として認められている発毛剤リアップの場合は第一類医薬品に分類されるので、薬剤師によって販売されている店舗でなければ購入することはできません。また、国内で販売されていない海外の医薬品を個人輸入する方法もありますが、日本で未認可であるということは、副作用のリスクも高いということを理解しておきましょう。