円形脱毛症

【円形脱毛症】クリニックでの治療方法・再発防止のための予防策!

円形脱毛症は完治するの?

円形脱毛症といっても、単発型・多発型・全頭型・汎発型・蛇行型と、その種類は実にさまざまであることが分かりました。一般的によく知られているものは「10円ハゲ」と呼ばれている、コイン大の大きさで脱毛する通常型円形脱毛症(単発型・多発型)ですよね。

 

女性にとっては、精神的にも大きなダメージになってしまう円形脱毛症は完治するのか、気になるところです。円形脱毛症が治るかどうかは、その種類や原因、脱毛が発症してからの期間によって異なります

 

円形脱毛症の中で、もっとも治りやすいといわれているのは、脱毛箇所が1つの通常型円形脱毛症、単発型です。発症率は高いのですが、症状が軽いものであれば自然治癒することもあるといわれています。

 

また、同じ通常型円形脱毛症の多発型も、脱毛箇所が少数の場合であれば「1年以内に80%が完治した」と円形脱毛症診療ガイドラインに記載されています。一般的に、円形脱毛症を発症してから1年以内であれば、完治する見込みがあるようです。

 

ただ、毛根部分や脱毛周辺部分の脱毛が進行している場合や、自己免疫疾患やアトピーなどが原因の場合、全頭型や蛇行型といった円形脱毛症の場合は、長期にわたっての治療が必要とされ、症状の改善はなかなか難しいとされています。

 

円形脱毛症は症状が改善しても再発することがあるため、生活習慣を見直して整えることはもちろん、医師による適切な治療を続けることがより早く円形脱毛症を治すポイントだといえるでしょう。

 

円形脱毛症の治療法とは?

円形脱毛症を病院で治療する場合、何科に行くべきなのか、どんな治療方法なのか、治療費はいくらくらいかかるのかなど、分からないことも多く、不安になる方も少なくありません。

 

円形脱毛症は、女性にとって「10円ハゲ」ができたことだけでさえ、精神的に大きなダメージを受けてしまいます。病院に行くのをためらったり、恥ずかしいと思っている方も多いでしょう。しかし、円形脱毛症は、何よりも早い対処を行うことが大切です。

 

皮膚科学会のガイドラインによると、通常型円形脱毛症(単発型・多発型)は、1年以内に80%が完治したというデータが記載されています。通常型円形脱毛症の単発型は、軽度であれば自然治癒するともいわれていますが、再発を繰り返さないように早めに適切な処置を受けることをおすすめします。

 

まず、円形脱毛症を発症した場合は「皮膚科」を受診しましょう。育毛クリニックで行うAGA(男性型脱毛症)の治療は保険適用外なので高額というデメリットがありますが、円形脱毛症の場合は基本的に保険の対象となるので、高額な治療費を自己負担する必要はありません。皮膚科で行われている治療方法はさまざまですが、主にステロイドが処方される場合が多いようです。

 

①ステロイド療法

円形脱毛症の原因が免疫機能にある場合に、ステロイド注射で過剰に働いている免疫を抑えます。痛み・注射跡の陥没・皮膚委縮などの副作用が見られることもありますが、効果が高い治療方法です。

②ステロイドパルス療法

重症化している円形脱毛症に行われる治療方法で、入院をしてステロイド剤を点滴で一気に投与します。発症してすぐの場合、高い発毛効果が得られますが、不眠・動悸・頭痛・微熱などの副作用が見られる場合があります。

③内服薬

ステロイドの内服薬を服用する治療方法です。ただ、長期間の服用は、糖尿病・肥満・生理不順などの副作用を引き起こす可能性があります。

④外用薬

ステロイド・塩化カルプロニウム・ミノキシジルなどの外用薬を、脱毛した患部に塗布する治療方法です。主に症状が軽い場合に適用される治療方法で、内服薬との併用で進められることが多いようです。

⑤冷却療法

脱毛した患部の面積が少ない場合に行われる治療方法で、ドライアイスや液体窒素などで脱毛した箇所を冷却してリンパ球の働きを抑え、発毛を促します。

⑥局所免疫療法

脱毛した患部の面積が広い多発型や全頭型・汎発型など、重症な円形脱毛症に行われる治療方法です。人工的にかぶれを起こし、自己免疫の攻撃対象をその炎症にすり替え、自己免疫反応を抑えるというものです。ただし、炎症が強すぎた場合などにはアナフィラキシーショックなどの副作用が見られることもあります。

⑥PUVA療法

紫外線療法とも呼ばれ、脱毛箇所の面積が少ないときに実施されている治療方法です。頭皮に紫外線を照射し、脱毛している患部のリンパ球の働きを抑えて発毛を促します。

 

円形脱毛症を予防するために大切なことは?

円形脱毛症といっても、その種類や原因、治療方法などはさまざまであることが分かりました。ただ、共通していえることは「毛乳頭が機能停止状態である」ということです。

 

日常生活の中で、ストレス・睡眠不足・偏った食事・運動不足などが慢性化すると、髪の毛にとってはマイナスになることばかりです。これらの要因は、髪の毛にとって大敵であるといえます。

 

円形脱毛症を予防するためには、まず規則正しい生活を心掛け、ストレスを溜めこまないようにON・OFFのスイッチの切り替えを上手く行うことが大切です。円形脱毛症は悪化すると、治療が困難であるため、精神的にも大きな負担となってしまいます。

 

栄養バランスの良い食事・質の良い睡眠・適度な運動を基本に、ヘアサイクルを整えるために正しいヘアケアを行うこともポイントです。髪の毛や頭皮に刺激が少ないアミノ酸系のシャンプーを選び、毎日のケアで育毛剤を使用するのもおすすめです。