女性の育毛

【分娩後脱毛症】出産以外の日常生活に潜む抜け毛・薄毛をつくる原因!

①栄養不足

女性にとって、出産は人生の大イベントですが、産後は抜け毛・薄毛に悩む人が半分以上いるといわれています。

 

出産後に起こる抜け毛は「分娩後脱毛症」と呼ばれ、個人差はありますが、出産後3ヶ月辺り~1年ほどの間に抜け毛が増える・髪が痩せる・薄毛になるなどの症状があらわれ、自然に治まるのが一般的ですが、高齢出産や2人目・3人目などの出産で体力の回復に時間がかかる場合は、なかなか元に戻らないこともあります。

 

出産後は、妊娠中に大量分泌されていた女性ホルモンの分泌量が減少するため、皮膚のバリア機能も低下し、頭皮環境がわるくなるために抜け毛・薄毛といった症状があらわれます。また、授乳などによって頭皮まで栄養が行き渡らない「栄養不足」も原因の一つだといえます。

 

産後は、完全に体力が回復するまでに時間がかかる上、慣れない育児で自分の食事にまで気が回らないという女性も多く見られます。つい、その辺にあるもので済ませてしまうという方も多いでしょう。

 

ただ、出産後ほど、体力の回復・赤ちゃんへの授乳を考えると、しっかりとバランスの良い食事を摂り、栄養補給をすることが大切です。栄養不足が続くと、髪の毛や頭皮に必要な栄養素も足りなくなり、分娩後脱毛症の回復も遅れ、さらに抜け毛・薄毛が悪化してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 

健康な髪の毛や頭皮をつくるためには、良質なたんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂りましょう。また、大豆イソフラボンには、女性ホルモン「エストロゲン」と似た作用があり、、髪の毛の成長期を促進する作用が期待できるので、積極的に摂り入れることをおすすめします。

 

毎日忙しくて、バランスの良い食事を摂るのは難しいという方は、手軽に栄養が摂取できるサプリメントを上手に利用し、足りない栄養素を補給するのも良いでしょう。

 

 

②睡眠不足

出産後に抜け毛が増えるのは、一時的な体の変化なので、通常の抜け毛・薄毛とは原因が違います。

 

出産後の抜け毛は「分娩後脱毛症」「産後脱毛症」などと呼ばれ、シャンプーやブラッシングの際に髪の毛が大量に抜けたり、枕に今までに経験したことのおびただしい量の抜け毛がついていたり、分かってはいても、実際に大量の抜け毛を目にすると不安になるという女性も多いようです。

 

ただ、出産後の抜け毛・薄毛はホルモンバランスの変化によって起こるため、女性ホルモンの分泌量が通常に戻ることで、分娩後脱毛症(産後脱毛症)は改善されるのが一般的です。

 

しかし、赤ちゃんの夜泣き・2~3時間の授乳などで、十分な睡眠がとれずに慢性的な睡眠不足になると、ホルモンバランスの乱れはなかなか改善されません。また、ストレスや血行不良など、髪の毛や頭皮の健康を妨げる要因が増えてしまい、抜け毛・薄毛がさらに進行してしまう可能性もあります。

 

睡眠不足は、新しい細胞がつくられにくくなります。特に22時~2時には、成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムなので、この時間帯に睡眠をとることが理想とされていますが、授乳中は2~3時間おきに起きなくてはならないため、ぐっすりと眠ることすら難しいのが現状です。

 

睡眠は、新しい髪の毛をつくったり、ダメージを受けた髪の毛を修復するなど、分娩後脱毛症(産後脱毛症)の改善に重要な役割を果たし、育児で疲れた体の回復のためにも6~7時間は必要です。

 

家事にも追われ、なかなか時間がとれないというママも多いと思いますが、赤ちゃんが眠っているときには一緒に横になったり、少しの時間でも仮眠をとるなど、小分けにしてでも睡眠時間を確保するように心掛けましょう

 

③過度のストレス

分娩後脱毛症は、経産婦の7割が経験しているといわれている、女性特有の抜け毛・薄毛といった症状があらわれる脱毛症です。個人差はありますが、産後3ヶ月頃から見られ、一時的なことなので、目に見えて大きな脱毛になることは少なく、6ヶ月~1年ほどで自然に改善されていきます。

 

ただ、分娩後脱毛症と同時に過度なストレスを感じると、改善されるのに時間がかかったり、さらに抜け毛・薄毛を悪化させるなど、髪の毛や頭皮に悪影響が及ぼされてしまいます。

 

現代人は、誰しもがストレスを感じながら生活をしています。適度なストレスであれば、特に問題はありませんが、慣れない育児や、初めての赤ちゃんの扱いが分からない、睡眠不足で疲れがとれないなど、出産後には、知らず知らずのうちにストレスが蓄積されているママが多く見られます。

 

ストレスを感じると交感神経が活発になり、血管が収縮しやすくなるため、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると、体の末端にある頭皮や髪の毛にまで、必要な栄養が届かなくなり、抜け毛・薄毛が悪化する原因にもなりかねません。

 

過度なストレスは、血行不良の他にも、睡眠不足・ホルモンバランスの乱れ・内臓機能の低下など、分娩後脱毛症に拍車をかける要因が増えてしまいます。自然に改善される分娩後脱毛症ですが、過度なストレスを溜め込んでしまうと、改善されるものもそうはいきません

 

ママになると、出産の疲れが回復されていないまま、赤ちゃん中心の生活を送ることになるため、疲労が蓄積され、それと同時にストレスも溜まりやすくなります。特に初めての育児の場合は、悩みなどで「産後うつ」になってしまうママもいます。一人で頑張りすぎずに、たまにはリフレッシュをすることも大切です。