①発毛力
男性の抜け毛・薄毛の症状は「AGA(男性型脱毛症)」であることが多いようです。額の生え際や頭頂部から薄くなり、老化現象ではなく男性ホルモンとの関わりが深いため、20代などの若い世代にもあらわれるのが特徴です。
特に若い世代であればあるほど、抜け毛・薄毛の悩みは大きいので、育毛剤を使用している人も多く見られますが、そこで気になるのが「発毛力」です。育毛剤を選ぶポイントは「早く育毛効果があるもの」という方がほとんどだと思います。
ただ、一般的に誤解されがちなのが「育毛剤=髪の毛が生える」ということです。育毛剤の効果は、頭皮環境を整えることです。ストレスや血行不良などが原因で頭皮環境が悪化すると、抜け毛・薄毛の原因になるだけでなく、今ある健康な髪の毛を維持することも難しくなります。
育毛剤は、血行を促進したり、頭皮環境を整える成分が配合されているので、継続することで髪の毛を育む環境をつくっていきます。頭皮環境が整ってくると毛母細胞も活性化し、健康な髪の毛をつくることができるため、掻い摘んで「育毛剤で髪の毛が生える」という意味合いになっていると考えられます。
育毛剤を選ぶ際には、ご自身が悩んでいる抜け毛・薄毛の原因は何かを探ることが大切です。抜け毛・薄毛を改善するためには、頭皮環境を整えることが一番の早道です。
②AGA(男性型脱毛症)抑制力
「生え際がM字になってきた」「髪の毛が濡れるとスカスカになってきた」「髪の毛が細くなってきた」などの場合、AGA(男性型脱毛症)の症状が始まっている可能性があります。AGA(男性型脱毛症)になるとヘアサイクルが乱れ、通常4~6年とされる成長期が短くなるため、健康な髪の毛が育たずに抜け毛・薄毛が目立つようになってきます。
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモン「テストステロン」が「5a-リダクターゼ」の働きで、悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されることで引き起こります。悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)は、強力な男性ホルモンであるため、脱毛因子が髪の毛の成長活動を停止させてしまいます。つまり、AGA(男性型脱毛症)は、5a-リダクターゼを抑制することで改善が見られるというわけです。
AGA(男性型脱毛症)の改善に育毛剤を選ぶ際には、5a-リダクターゼを抑制する力が高いかどうかをチェックしましょう。近年では、AGA(男性型脱毛症)専門クリニックでの治療も注目されていますが、経済的負担が大きいなどのリスクも伴います。AGA(男性型脱毛症)の抑制力の最高評価は医薬品「フィナステリド」ですが、育毛剤は日々進化し続け、一昔前と比較しても十分な効果が期待できるものが増えています。
③副作用のリスク
一般的に、市販されている「医薬部外品」の育毛剤においては、副作用はほとんどないといわれていますが、全く危険がないというわけではありません。育毛剤に配合されている成分や体質など、さまざまな要因で副作用を引き起こす場合もあることを理解しておく必要があります。
育毛剤には「医薬品」「医薬部外品」の2種類がありますが、医薬部外品は、基本的に天然成分が配合されているものが多いため、副作用の心配はほとんどないといえるでしょう。「医薬品」の場合は治療を目的とされ、高い効果が得られる分、副作用が引き起こるリスクも高くなると考えられます。
つまり、抜け毛・薄毛の改善効果が高くなればなるほど、副作用のリスクが大きくなるということです。育毛剤の副作用の症状は、頭皮に直接触れることで起こるかゆみ・湿疹・炎症、赤み・腫れ、めまい・吐き気・動悸・手足のしびれ・頭痛などの体調不良や勃起不全などの症状を引き起こす場合もあります。
④頭皮環境を正常化
抜け毛・薄毛を改善するためには、頭皮環境を整えることが大切です。健康な髪の毛を育てるためには、その土台である頭皮が良い状態に保たれてなければ、育毛剤の効果も半減してしまいます。
育毛剤というと、発毛効果があると勘違いされがちですが、一番の役割は健康な髪の毛を育てるための頭皮環境を整えることにあるのをご存知ですか?どんなに効果が期待できる有効成分が配合されている育毛剤であっても、頭皮環境が悪ければ浸透するのも難しいため、期待できる効果も得られません。
抜け毛・薄毛で悩んでいる男性の多くは、頭皮環境が乱れていることが多いため、まずは頭皮環境を整えることをポイントに置きましょう。頭皮環境が悪いかどうかは、頭皮の色・頭皮のかたさ・抜けた毛根をチェックすることで分かります。
健康な頭皮は透明感のある青色で柔らかく、抜けた毛根には球根のような丸いものがついていますが、頭皮環境が悪いと、頭皮は赤みがかっていたり、毛穴に皮脂が詰まって黄色かったりします。また、頭皮もかたく、抜けた毛根の球根が細くなっています。
頭皮環境が悪くなる原因は、血行不良・ストレス・過剰なシャンプー・毛穴汚れ・乾燥など、さまざまな要因が考えられます。育毛剤は血行促進効果・保湿効果が高いものを選び、頭皮環境を正常化していきましょう。
⑤コストパフォーマンス
育毛剤は即効性は望めません。個人差はありますが、ヘアサイクルから考えても、平均数ヶ月継続することで効果を実感できるのが一般的です。
そこで重要なのは、経済的な負担にならずに続けられるかどうかです。育毛剤と一言でいっても、その種類・値段はさまざまです。継続するためには、定期割引などを利用し、自分のお財布に見合った金額のものを続けることが大切です。
効果・コスパがともに良い育毛剤を選ぶことが抜け毛・薄毛改善につながります。