女性の育毛

30代女性特有の抜け毛・薄毛を招く原因とは?脱毛地獄の入り口を知れば怖くない!

原因① 産後の抜け毛(分娩後脱毛症)

女性は、出産後に抜け毛が増えることがあります。30代は、多くの女性が結婚・妊娠・出産を経験する年代です。2人目・3人目の出産という方も多いでしょう。

 

妊娠中は女性ホルモン「プロゲステロン」が増加します。プロゲステロンは髪の毛の成長を促進する作用があるため、妊娠中は髪の毛が濃くなり、抜けにくくなるといわれていますが、出産後はプロゲステロンが急激に減るため、抜け毛が一気に増えて頭皮全体が薄くなるという現象が起こります。

 

これは「分娩後脱毛症」と呼ばれるもので、出産経験者の7割の女性が経験するとされています。分娩後脱毛症は一時的な症状なので、出産後1年ほどで改善されますが、高齢であったり、頭皮環境が悪化している場合などはなかなか自然に回復するのは難しいようです。

 

また、1人目よりも2人目・3人目の出産後の方がホルモンバランスが正常になるまでに時間がかかるといわれています。

 

原因② 栄養バランスの偏り

30代女性の抜け毛・薄毛の原因はさまざまな要因が考えられますが、実は栄養不足もその一つです。

 

健康な髪の毛をつくるためには、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養が必要なので、バランスの良い食事を摂り、十分な栄養を確保することが大切です。過剰なダイエットや食事制限などで栄養が偏ってしまうと、髪の毛をつくる細胞が栄養不足となり、抜け毛・薄毛の原因になってしまいます。

 

特に、30代で多くの方が経験する出産後は、髪の毛をつくる際に必要な栄養素「亜鉛」が、授乳などにより不足しがちです。亜鉛は、たんぱく質を髪の毛に変換するときに必要な栄養素なので、不足すると健康な髪の毛が育たないだけではなく、頭皮環境が悪化し、抜け毛・薄毛になりやすくなってしまいます。

 

原因③ 過度のストレス

 

30代女性の抜け毛・薄毛には、過度なストレスが深く関係しています。

 

40代~など、中高年の女性が抜け毛・薄毛に悩まされることは昔から珍しいことではありませんでしたが、20代女性など、若い世代が抜け毛・薄毛に悩まされているのは、そのほとんどがストレスだといわれています。

 

私たちはストレスを受けると、自律神経の交感神経が活発になるため、血管が収縮しやすくなります。頭皮への栄養は血液が運ぶため、血行不良が起こると細い毛細血管が多く頭皮や髪の毛にまで栄養が行き渡らなくなり、健康な髪の毛が育たないだけでなく、抜け毛・薄毛が増える原因になります。

 

30代女性は、結婚・妊娠・出産など、人生の中でも大きな変化が訪れる年代なので、知らず知らずのうちに心も体も大きなストレスを抱え込みがちです。一人で溜め込んでしまわないよう、ストレスを発散できる趣味や環境をつくることが大切です。

 

原因④ 睡眠不足

30代女性は、結婚・妊娠・出産を経験する人が多く、家事・仕事に慣れない育児が加わると「忙しくて時間が足りない」「睡眠不足でいつも疲れてる」と、慢性的な睡眠不足が悩みという方も多いでしょう。

 

睡眠リズムが狂い、慢性的な睡眠不足の状態が続くと、健康を害するのはもちろん、頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまいます。睡眠には、体を休息させてリセットしたり、体温の調節・免疫機能の維持など、重要な役割がありますが、髪の毛の再生・頭皮のダメージの修復も例外ではありません。

 

22時~2時の間には、新陳代謝を活発にしてダメージを受けた細胞を修復する「成長ホルモン」が多く分泌されます。睡眠不足になると成長ホルモンがうまく分泌されないため、健康な髪が育たず、抜け毛・薄毛の原因になってしまいます。

 

 

原因⑤ 血行不良

30代女性の抜け毛・薄毛の原因は、髪の毛に必要な栄養が十分に行き渡らなくなる、血行不良も多く見られます。

 

頭皮には細い毛細血管がたくさんありますが、血行不良が起こると、十分な栄養が頭皮や髪の毛まで届かなくなり、健康な髪の毛の発育が阻害されてしまうばかりでなく、成長しきれない髪の毛が抜けたり、薄毛の原因になってしまいます。

 

血行不良の原因は、運動不足・冷え症・食生活の乱れ・ストレスなど、さまざまな要因が考えられます。

 

血行不良は、健康にも悪影響を及ぼすため、日常にウォーキングなどの適度な運動を取り入れたり、体を冷やさないなど、生活習慣の見直しをすることが大切です。

 

原因⑥ 間違ったヘアケア

30代の女性の抜け毛・薄毛の原因の一つに、間違ったヘアケアが挙げられます。

 

円形脱毛症などの症状は、本格的な治療が必要ですが「抜け毛・薄毛が気になる」場合であれば、正しいヘアケアを毎日行うことで改善されることもあるため、間違ったヘアケアを行っていないかをチェックしてみましょう。

 

間違ったシャンプーの仕方

1日2回などの過剰なシャンプーや、洗浄力の強すぎるシャンプーを使用していると、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまい、抜け毛・薄毛の原因になります。また、シャンプーのすすぎ残しにも注意が必要です。

 

過度なヘアカラーやパーマ

ヘアカラーやパーマの薬剤はダメージが強いため、頭皮環境を悪化させる原因になりかねません。頻繁に行うと毛穴を塞ぎ、炎症などが起こる場合もあるため、2~3ヶ月に1回くらいのペースで行いましょう。

 

紫外線対策をしていない

頭皮や髪の毛も、紫外線を浴び過ぎると日焼けしてダメージを受けてしまいます。30代はホルモンの影響で代謝も低下しがちなので、活性酸素を発生させる紫外線には、日傘などで十分な対策を取りましょう。